スカとは

スカ(SKA)とは音楽のジャンルの一つで、「裏打ち」と言われるリズムが特徴の音楽です。「裏打ち」のリズムとは、専門的には第2・4拍目を強調したリズムのことなんですが、これを音楽の専門家ではない一般の人が、理屈で理解するのはちょっと難しいと思います(ぶっちゃけ、本サイトの管理人も、よくわかってません)。

でも、音楽のことを難しく理屈で理解する必要などなくて、色々なスカの曲をたくさん聴いていると、知らず知らずのうちに、その特徴あるリズムに自然と体が乗ってたり、別のアーティストの別の曲なのに、同じような感覚で、そのリズムに体が反応してたりします。で、その特徴あるリズムとメロディーとの融合によって作り出されたスカという音楽は、本当に楽しくて良い音楽で、その良さを、できるだけ多くの人に知って貰いたい。

百聞は一見に如かず。音楽なので、文章で云々説明するより、スカの曲を聴いて貰ったほうが早い……というほど、単純ではないのがスカ。スカを知らない人が、スカの曲をほんの数曲だけ聴いただけで、「自分には合わない」と簡単に判断されると勿体なくて、そういう人には、「ちょっと待って!!」と言いたい。それは、なぜかというと、スカという音楽には、その中でも、色々なジャンルがあるから。

緩やかで心地よい『オーセンティックスカ』、お洒落で格好いい『2TONE、ネオスカ』、激しくてハードな『スカパンク』、それ以外にも『スカコア』、『ポップスカ』等々。また、多くのスカバンドは楽曲に管楽器(ホーン)を取り入れているのですが、管楽器が無いスカである『ホーンレス』というジャンルがあったり、他にも、純粋なスカバンドでなくても、スカの要素を取り入れたり、スカと別のジャンルの音楽を組み合わせて、新たな音楽を作り出しているバンドさんもたくさんいます。

これらは、同じスカの中でも、それぞれの音楽の方向性がかなり違ったりするので、色々なスカの音楽を聴いて頂いた上で、自分なりのお好みのスカジャンルやスカバンドを見つけて貰えれば、スカ音楽の良さをわかって頂けるかなあと思います。

スカライブの薦め

スカという音楽は、CDを聞いたり、動画を見たりする楽しみがありますが、その神髄はライブにあると思っています。生で聴くスカ音楽は、録音媒体で聴くよりも、圧倒的に良いものです。ただ、一昔前は数多くのスカライブがあったのですが、近年ではその数がかなり減ってきていて、都会ではまだそれなりの数がありますが、地方では多くの場所で皆無に近いくらいスカライブが無かったりするので、行きたいけど行けないという現実もあると思います。

ただもし、スカに興味があったり、すでにスカが好きでたくさんの曲を聴いていて、かつ、ライブに行ける環境にあるのに行ったことのない人は、ぜひ、一度、ライブに足を運んで欲しいなあと思います。おそらく、CDや動画で視聴している好きな曲があったとすれば、その曲は絶対にライブで聴いた方が、何倍も良い曲であるはずです。

ただ、ライブに一度も行ったことの無い人からすると、ライブハウスに行くというのは、少しハードルが高いことでもあると思ってます。おそらく、ライブに行ったことの無い人の心理としては、『ライブに一人で行って大丈夫?』、『ライブハウスとは、みんなが大騒ぎしている場所のはずで、そこにライブ初心者の自分が行って大丈夫?』などがあると思います。これに対してハッキリ答えると、200%大丈夫!!!です。

まず、スカのライブには、一人で来ている人はたくさんいて、おそらく、お客さんの半分以上が一人で来ています。また、ライブハウスに来たことの無い人からすると、ライブハウスは、みんなが大騒ぎしているというイメージがあるかもしれませんが、スカのライブは、来ているお客さん全員が大騒ぎしているわけではありません。もちろん、体全身で踊って楽しんでいる人もたくさんいますが、その割合はだいたい半分位(か、それ以下)です。それ以外の人たちは、ライブハウスのホールの中間地点より後方にいて、静かにスカ音楽を楽しんでいます。そういう人たちもたくさんいます。

変な言い方ですが、ライブハウスのステージに近い方では、熱烈なファンの方々で場所の取り合いがあったりしますが、逆に、ステージの後方の壁側では、できるだけ後ろで静かに見たい人たちの間で、無言の場所の取り合いがあったりします……。

というわけで、スカが好きだけど、今までスカのライブに行ったことの無い人は、ぜひ、一度でいいので、ライブに行ってみて欲しいです。スカが好きなら、それを生のライブで聴いたほうが、もっともっとスカを楽しむことができるかと思います!